「汝何者なるや?」「わたしは・・・私は月夜に咲く花です」
名も無き魔物の彼女は、九尾の長の問いにそう答えました。かつて唯一心を通わせた少女から、自分のことをそう例えられた事を思い出したのです。
「よかろう。汝の名は月夜花じゃ」
九尾の眷属となった月夜花は、長より授かりし霊鐘を鳴らします。
澄んだ音色があたりに響き、死者を蘇らせます。月夜花を忌み嫌っていた人々も、いまではいいなりです。
少女を失って一人ぼっちになった月夜花。でも、いまはもう・・・・さびしくありません。
@loveremi すごくキレイなお話しですね※。.:*:・'°☆
@Ruche やふぁをいじめてた人々がよみがえっちゃってるところがホラーなところ(*‘ω‘ *)
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