まさにバックグラウンドストーリーの湾さん。
@hk416 ダンサーと言う職業は、人々に魅力的な踊りをプレゼントして拍手喝采を受けるものだ。しかし、すべてのダンサーが喜ばれるわけではなかった。
そのワンダラーは一度も人々から感謝されたことのない踊り子だった。魅惑のウィンクは絶望のウィンクと呼ばれ、彼女が歌を口ずさむと人々は席を外した。そんな彼女にも、パートナーとなる者が現れた。それは耳が聞こえない吟遊詩人だった。未熟な踊りにもかかわらず、吟遊詩人はいつも彼女を応援し、彼の優しさに応じたい踊り子は熱心に舞い踊った。……彼らはどんなパートナーたちより楽しそうだった。
順風満帆に見えた2人だったが運命はそれを許さなかった。
魔王モロクが復活した日、吟遊詩人は不運にもモロクの中央で踊り子を待ちながら音楽を演奏していたのだった。悲報を聞いた踊り子は絶叫し、彼女の悲しみの叫びは巨大な音波となって建物を崩壊させた。「ワンダラー」として目覚めた踊り子は魔王モロクへの復讐を心に誓った。
まさにバックグラウンドストーリーの湾さん。
@yunaodon これが古文書か…