昨日言ってたショートストーリー(後編)
「これを使えばどんな装備にどんなエンチャントが付くかだけでなく、
逆にどんなエンチャントが欲しいならどんな装備があるかまでわかる優れもの!
アプリじゃないからページにアクセスすれば利用可能よ!」
いそいそとタブレットを取り出し、ページにアクセスする冒険者たち。
「すごい… 今は俺の職にはこんな装備があるのか! しかも操作がわかりやすい」
「さらに公式の取引履歴までリンクしてる!! すごい、すごいよお嬢ちゃん、これ! …あれ?」
彼らがタブレットから目を離したときにはすでに自称美少女(略)は姿を消していた。
「彼女は一体なんだったんだ…?」
「ページにプロフィールが書かれてるけど、この人だったのかな?」
「…おい、他にもツールがあるみたいだぞ」
こうしてディープな冒険者への道が拓かれるのであった…
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