「Moonlight Lovers」
私キャットナインテイル!
今日は憧れのウォルヤファ先輩と、月夜のデート!
なぜかいつもはいてないけど、山吹色の毛並みと、凛々しい赤い目がとってもカッコいいの!
「月がきれいだね」
「そ…そうですね先輩!」
おぼろげに光蟲がふわふわ漂う幻想的な雰囲気の中、二人で月を眺めながらのロマンチックな夜
とってもいい雰囲気になっちゃって…
「でも、キミのほうがもっとチャーミングだよ」
「でも先輩…はいてない以外は私とほとんど同じ姿じゃないですか」
「は…はは…これは祖父の遺言でね…」
わたしは先輩が好きではいてないのをしってる
だけど、先輩の困った顔がみたくてちょっといじわるいっちゃった☆
「キミは…特別だよ☆」
その言葉に呼吸をとめて一秒、先輩は真剣な目でわたしを見つめる
そして…先輩のつややかな唇がわたしに段々と迫る
お月様ありがとう
今宵は思い出深い夜になりそうです!
illustration Simty さん
twitter.com/simtysiger
skeb.jp/@simtysiger/works/16